社長は君のどこを見て評価を決めているのか?

本書のポイント

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自分に合う仕事を選ぶな
このような悲劇を避けるためにも、自分は将来、マネジメントの仕事をしたいのかどうかをよく考えてください。あるいはしたいかどうかがまだよくわからないなら、会社にマネジメントコース以外の道、つまり、プロフェッショナルコースがあるかどうかを聞いておくべきです。
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私が考えるマネジメントとは、できない部下をできる部下に成長させることです。
部下が成長したら、その上司を評価してあげなければなりません。そうでないと、できない部下の上司に誰もなりたがらなくなります。マネジメントを任された社員も、嫌がらずに面倒を見てほしいと思います。何も難しいことはありません。
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上司の言っていることが違う場合は、誰の言うことを聞けばいいのか?
基本的に、社員は直属の上司の指示命令で仕事をするもの。その原則を守りきらないといけません。
もし社員と上司の聞に、経営者が割り込んできて、「俺の言うことを聞け」と命じ、社員が経営者の命令をうっかり聞いたらたら、社員と上司の人間関係は成り立たなくなってしまいます。あくまでも「私は上司の指示命令を守ります」というスタンスでいきましょう。
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●経営者の言うことはとりあえずすべて実行せよ
中小企業の経営者は真面目で勉強熱心な人が多く、自分が学んだことを社員にもやらせようとします。
「こんなセミナーに行ってきた。我が社にもこのやり方を取り入れよう」
「こんなビジネス書が評判がいい。社員全員に読ませよう」
経営者が次から次へと社貝にやらせようとするとき、「また、新しいことをやるんですか?」と抵抗する社員は、経営者にとってかわいくない存在です。
経営者はその社員を即、組織原則「2:6:2 の法則」(117 ペーン参照) の下位2 割の社員と判断するかもしれないので、危険です。
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●標準昇格年数を経営者は持っている
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●売上だけで評価する会社では社員が成長できない
たとえば、私の前勤務先は魚屋ですから、すでに成熟産業どころか、衰退産業でした。売上で評価されたら、立地条件のいい店に配属された社員が圧倒的に有利になります。それは本人の努力とはまったく関係ありません。もし経営者が店長に対して、「売上で評価する」とプレッシャをかけたら、店長はどうなるでしょうか。立地条件の悪い店を任された店長はやる気を失います。
さらに、ダメな社員を辞めさせようとし、新卒社員も足手まといになるので、「うちにはいらない」と拒絶するようになるでしょう。そして、なるべく優秀な部下を集めようとします。
その結果、ダメな社員、新立社員を誰もマネジメントしなくなるので、その会社ではダメな社員と新卒社員は成長できなくなってしまいます。
本来、上司のマネジメントとは、できる社員ではなく、ダメな社貝や新卒社員を成長させることのはずですが、売だけで評価する会社では、マネジメントをしたとしても高く評価されることがないので意欲がそがれてしまいます。
このような会社に人ってしまうと、能力が劣る社貝や新卒社員はたらい回しにあいますので、お勧めしません。
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posted by 管理人 at 20:16 | Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

社長は君のどこを見て評価を決めているのか? 要約

・経営者が社員を評価する4つの項目

  1.期待成果
  2.重要業務
  3.知識・技術
  4.勤務態度

・今の自分にあった仕事を選べば、将来自分に合わない仕事をすることになる。だから、将来を見越した仕事の選択をしよう。
・評価ランクには大した意味は無い。SランクとAランクに大きな隔たりがあるわけではい。しかし、上司があなたの何を見てSにしなかったのかには注目するべき。
・賞与が下がったからといって、あなたの評価が下がったわけではない。賞与は、利益という原資から決められるので、その絶対額は毎年変わる。
・経営者のいうことはすべて実行せよ。経営者の視点は従業員の視点とはまったく異なる。基本的に経営者は勤勉である。だから長期目標に対して有効そうだと思ったものはやるように指示を出す。それに反発するのは自分の道を閉ざすことだ。
・成果と経営者の好き嫌いは別物である。経営者が好む人材になれ。
・経営者は社員を「2:6:2」に分類している。優秀、普通、ダメ社員。賞与はそれに基づいて決定される。自分がどこにいるかは、褒められ方でわかる。しかし、ダメ社員に分類された従業員を切るような会社はすぐに会社自体がダメになる。
・「成果主義」を誤解すると会社も従業員もダメになる。成果主義を減点法で使ってはいけない。
・経営者は人に教える人を最も評価する
・残業の多い人は高く評価されやすいが、粗利益が下がると逆に評価されなくなる
・成長をやめた社員からリストラ候補になる
・標準昇格年数は明文化されなくとも経営者は持っている
・社員に給料を出しすぎていると思っている経営者がいる
・経営者が求める数字は、売上、利益、経費
・経営者の昔話を何度でも喜んで聞ける人が幹部になる
・初代経営者は人を育てない
・入ってはいけない会社
 ・40年後の給料が言えない会社
 ・サービス残業を減らそうとしていない会社
 ・社員の定着率が悪い会社
 ・売上で社員を評価する会社
 ・昇格の基準がない会社
 ・昇給・賞与の決め方が明文化されていない会社
 ・忘年会や新年会の雰囲気が良くない会社
 ・管理職・中間層が活躍していない会社
 ・大企業から経営幹部をスカウトする会社
 ・新卒に即戦力を求める会社
 ・歩合給の会社
 ・社員の年齢構成がピラミッド型になっていない会社
 ・長期政権ワンマン社長の会社に入ってはいけない
posted by 管理人 at 19:47 | Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第1章 550 社を支援してわかった、どんな会社でもあなたが出世する方法
 1 社員を評価する項目は「期待成果」「重要業務」「知識・技術」「勤務態度」の4つしかない
 2 自分に合う仕事を選ぶな
 3 マネジメントコースで成長することを考えて仕事せよ
 4 マネジメントができないなら、プ口フエッショナルコースがあるかを尋ねよ
 5 本当のマネジメントとは部下をどれだけ伸ばしたか
 6 自分で会社の処遇や福利厚生を良くする気概を持て
 7 なぜ多くの会社が「相対評価」を採用しているのか?
 8 B評価とA 評価に大差はない
 9 賞与の原資がなければ、成長しても賞与が下がることがある
10 目標達成率で評価される場合、低い目標を設定したほうがよいか?
11 飲み会に参加する社員がかわいがられるわけではない
12 経営者と価値観が合わない人は幹部になれない
13「成果を上げれば出世できる」は嘘
14 経営者が社員に求める勤務態度は一般職層から管理職層まで同じ
15 中小企業の幹部になる人の共通点は打たれ強さ
16 幹部はイエスマンでないと無理? 会社を良くしたい気持ちがあればノーもよし
17 中小企業に出世コースはない
18 学生時代に評価されたことがない人も中小企業では評価される可能性がある
19 大卒だから幹部候補生だと勘違いするなー高卒も大卒もみんな同じ幹部候補生
20 初任給の差は、学歴の差ではなく年齢給の差
21「うちの会社は優秀な社員から辞めていく」会社に残るべきか、去るべきか?
22 何を評価され、どう成長すればいいかを聞け
23 嫌いな上司、合わない上司に当たったらどうする?
24 目の前の評価にとらわれず、経営者の評価基準をとにかくおさえろ
25 上司の言っていることが違う場合は、誰の言うことを聞けばいいのか?
26 同期入社の社員よりも頑張っているのに、賞与が低い場合はどうするか?
27 うちの会社は全体の昇進スピードが遅いが、このままいていいのか?
28 早くに役職についたときに注意すべきこと
29 経営者の言うことはとりあえずすべて実行せよ
30 習熟昇給と昇格昇給で、自分の給料が適切だと思われているかを見極めよ
31「会社のやりかた重視」r成果重視」どちらの評価が高い? ・・101
32 成果を上げているが、経営者に嫌われていたらどうするか?
33 目標は自分で立てるもの。会社から割り振られるものではない
34 会社を批判するのは、経営者を批判することと同じ
35 今の会社で明らかに評価されていない場合、転職すべきか?
36 社長に「納得できないならやめてもいいよ」と言われた。どうすべきか?

第2章 550 社を支援してわかった中小企業の経営者が考えている本当のこと
 1 経営者は社員を「2:6:2」に分類している
 2 自分が「2:6:2」のどこに分類されているかを知る方法
 3 成果主義をやめて、社員同士で教え合うようになると会社の業績が上がる… 122
 4 経営者は人に教える人を最高に評価する
 5 社員が長時間働くことを良しとしている経営者は8割だが
 6 生産性の指標を示せば、経営者も理解する
 7 社長は残業に対してだんだん否定的になっていく
 8 中小企業の経営者がリストラ候補に上げるのは、途中で成長をやめた社員
 9 標準昇格年数を経営者は持っている
10 経営者は勉強好きの社員をこう見ている
11 経営者は、評価以上に給料をもらっている社員がいると思っている
12 社長が「今度、優秀な社員が入ってくる」と言うのはなぜか?
13 経営者の顔は職場の顔である、・・143
14 経営者は「数字」をどれぐらいの割合で見ているか?
15 経営者が社員に求める数字は、売上と利益、経費削減
16 経営者の昔話を何度でも喜んで聞ける人が幹部になれる
17 経営者は社員の人生を考えて本気で叱っている
18 経営者が言う[検討しておくよ」の言葉の意味は?
19 経営者は後進に道を譲りたいのか? それともずっと自分でやりたいのか?
20 大手企業の社員は優秀? 間違いにだんだん気づく中小企業の経営者
21 後継者候補がとんでもない人物だったら?
22 「万年平社員」を経営者はどう見ているか?

第3章 550社を支援して分かった入っては行けない会社・いては行けない会社の見分け方

 1 40年後の給料を聞いてみる
 2 会社がサービス残業をなくす努力をしているかが重要
 3 社員の定着率が悪い会社はダメな会社。ただし…
 4 売上だけで評価する会社では社員が成長できない
 5 昇格の基準について遠慮せず尋ねよ
 6 昇給・賞与の決め方を教えてもらえ
 7 会社訪問よりも忘年会や新年会に行け。会社の雰囲気がよくわかる
 8 中堅職層、管理職層で活躍している上司がいるか
 9 総務部長や人事部長を大手企業からスカウトする会社は危ない
10 新卒に「即戦力」を求める会社に入ってはいけない
11 歩合給の会社には絶対に入るな
12 転職する時は今の問題をクリアできる会社選びをせよ
13 良い経営者と悪い経営者
14 悪い経営者ほど調子がいい
15 他社と比べて賞与が少ない。うちの会社は大丈夫か?
16 ワンマン社長が長く君臨している中小企業には入るべからず
posted by 管理人 at 19:45 | Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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